
トルコはイスタンブールの今の音楽を追ったドキュメンタリー映画のサントラ盤です。
「クロッシング・ザ・ブリッジ」この表紙のセンスの無さにはうんざりする。
まずは是非映画で観て頂きたい。今のイスタンブールの音楽を醸し出しています。
伝統音楽だけではないのです。ラップだってある現状も飲み込んで全てがトルコ・イスタンブールの音楽の現状がここに現されていると言って良いのかどうかはワタシは現地の人間で無いので分かりませんが、とにかく聴いて頂きたい!
この表紙とはかけ離れた世界の音楽がぎっしり詰まっております。特に、クルド人アイヌール・ドーアンの美しい歌声を聴いたら涙が出ます。マジで。トルコは色んな問題をはらんでいますが、クルドの声を聴くのなら彼女の歌を聴いて欲しい。言葉は分からなくても、その歌声を聴けば何を訴えているのかが肌で解ります。切ない哀しいその声に、何を感ずるのかはその人次第。済んだその美しい歌声にワタシは涙無くして聴けないのです。苦しいけど美しい。
今のイスタンブールを知りたければこの1枚は間違い無いと推します
