
NikonD70s SIGMA APO70-300mmMacro 泉の森in大和
山野草がある場所は一見ただの荒地、というか枯れ葉地みたいな感じ。
枯れた枝葉などの間をカメラを持ち食い入るように探す。
そうすると「何か咲いている?」とオバ様が話しかけてきた。
「カタクリ咲いていますよ」
と言うと
「あら、2~3日前は咲いていなかったのよ」
で、そのオバ様に付いて歩いていたら
「ほら、ここに花が咲いている。なんつったっけかな~?」
「えっ?これ花なんですか?!・・・・」
ウラシマソウ(浦島草)・・・長く伸びる付属体が浦島太郎の釣り糸のよう
と私が持つ図鑑には書いてる。
オバ様に言われてもどれが花なのかさっぱり分かっていない。
黒いものが花なのか?伸びているものは何なのか・・・
次の日もここに来て見てみたけど、やっぱり分からない。
ので、とりあえずまた撮ってみた。
図鑑を見て、ようやくその黒いものが「花」であると確認したのでした。

今度は三脚担いだオジ様が
「シュ・・・咲いているよ」
と話しかけてくれた。「シュ・・」は聞き取れなかったのです。
「どこ?」
「ほら、そこ」
と三脚でわざわざ指し示してくれました。
「え?よく見つけましたね~」
シュンラン(春蘭)・・・日本の野生蘭の代表種
「今年は大きいよ」
と言って去って行った。
奥の方にひっそりと咲いていたのですが
実はどれが花なのか、こちらもさっぱり分かっていないで撮影。
草の間に色が違うものがあるから、それが「花」なのか・・・?
帰り際に、もう一度戻ってあれこれ撮影しておいた。
パソコンで見て図鑑で見て、それがようやく「花」であると確認したのでした。
山野草って分かり難い!
つーか、それが花なのかも分からない造形しているんだもの!
素人にはさっぱりな世界だわ

でも、何だかハマりそうな予感がする。
だって、普通の花と違うんだもの。
こういう変わった造形にすっごく惹かれる。
だからと言って、山歩きはしないのだ

まだまだ続くのだよ

