
Nikon1 V1 VR10-30mm アグラinインド
さぁ~、目の前まで来ましたよ。
ムガール建築の集大成であるこのタージ・マハル。
確か八角形でどの角度から見ても同じに見える。
4角に4本のミナレット(42m)があり、安定感を持たせたそうな・・・
ここに入るにはルールがあります。
まず1つは、向かって左側から外国人達の入り口があり
右側がインド人達の入り口になります。
ここでも入り口は別けられているんですね


左側の入り口の向こうに赤砂岩で出来た建物が見えます。
モスクでございます。
反対側の右側にも全く同じ建物があります。
右側は迎賓館になっているそうです。
ここでも左右対象にしています。
さ、あの柵の中に入って行きます。

これだけXZ-1
ルールその2。
チケットには靴カバーが付いており、中に入ったらカバーします。
黒のガムテで補修した私の壊れた靴もすっかりカバーされております。
このままでずっと歩きたかったぜ、マジで


まだ上に登っていない下の壁です。
この窪みは何でしょうね?
ここからガイドが無いので想像ですけどタイルが入っていた・・・
ら、きっと素敵だったろうなぁ~。
何とな~く補修した跡がありますよね。
何か入っていたと思いたいなぁ~


階段を登り入り口前まで来ました。
イーワーンの周囲にあったアラビア語カリグラフィー。
厳粛なる’スルス書体’で書かれているのはモスクと同じであります。
右から読むので右から始まっています。
私が分かるのは最初はクルアーン(コーラン)の冒頭にある
バスマラと言って
「慈悲あまねく慈悲深きアッラーの御名において」
という決まり文句から始まっているということ。
どの章なのかは全く分かりません

何だか音譜のようですね~。

上部にはこのように象嵌が施されております。
アグラ城の大理石大好き男シャー・ジャハーンの寝殿にもありましたよね。
ま、ここもシャー・ジャハーンが造らせたのだから納得です。
この窪みの所にうっすらギザギザの模様がありますよね。
これ見て’やっぱムカルナスにしていたんだ!’と大発見!
ムカルナスは、アーチ状の入り口の所に鍾乳石紋と呼ばれる
凹凸を造って飾ったものです。
イラン起源の建築技法の1つです。
キッチリとイスラム建築がここでも見られるのでありました


さぁ~、いよいよ中に入ります。
しかーし、中は撮影禁止(お墓の部屋だけ)

残念ですが仕方ありません。
中は意外と狭く電灯類も一切無く、窓からの光だけです。
暗い中、立ち止まるとピーピー警備が鳴らすし
カメラ撮る不届き者が居るとピーピー鳴らしてうるさいっ

落ち着いて見るなんて無理でしたよぅ。
暗い為か地味な感じの八角形の部屋でした。
でも、象嵌が施された壁になっていて本当は美しいのだと思いました。
でもね、お墓とされるのはモニュメントで
妻ムムターズは地下に眠っているのだそうです。
そして、シャー・ジャハーンも一緒に眠っているそうなのですよ。
どういうお墓のカタチなのかは
実はここはある建物をモデルにして造ったと言われています。
ニューデリーで見て来たので、後日そちらで詳しく説明しますよ~

次回は、撮影OKの中の様子など
もっと詳しくディープなタージ・マハルをご紹介します


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