
Nikon1 V1 VR10-30mm 上野公園
夕方からの仕事の前に
ジュエリー業界人としては観ておきたいものがあった。
東京国立博物館 表慶館で開催されている
アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリア美の至宝
ご存知あのBVLGARIの歴史と作品がガラス戸越しに
目の前でたっぷり観賞出来る美味しい展示。
↑あ、その前にここは清水観音堂。
ここの前でアジアの方々の記念撮影で混んでいた


↑皇帝ダリア(木立ダリア):キク科
が咲き始めておりました。

上野公園のイチョウはまだこんなグラデーション状態。
BVLGARI展は2年前?だったか銀座のブルガリ店の展示会場で
招待券(無料)を持って行って既に観賞済みだった。
あんなお店に入るのなんて初めての事で
お店の前に立った時、招待券を握り締め襟を正し
ピンッと背筋を伸ばして、フッと息を吐いてから入店したのだった。
いくらジュエリー界の者でも、高級過ぎてなかなか入れないもの。
ミキモトに入るのとは訳が違う。
あの時も歴史と共にその時代の作品を展示。
一番私が興味深かったのは
かの大女優エリザベス・テイラーのコレクションだった。

今回も年代ごとに展示されておりました。
やっぱり1960年代までの作品の繊細な造りと
贅沢にあしらわれたダイヤモンドや宝石の豪華な使い方。
もう惚れ惚れするような美しさ

職人達の技と贅沢な時間とお金をかけた造り。
職業病のようなもので、我らの見方はちょっと違う。
先ず、絶対に構造を見るから色んな角度で凝視する。
オバ様方のため息と感嘆する中、
スーツ姿の男性が横で見ていた時
:あ、同業者だな・・
と分る位に見る姿勢が違う。

オバ様方がガラスに指付けたりツバ飛ばしたりして
せっかくの正面などに汚れが目立ち、見難く(or醜く)
ちょっと不快な面はありました。
気持ちは分るけど、他の人達だって見るんだからさぁ~・・


適当にネットからコピーしました。
60年代までは石がメインで地金は本当に見えない感じで
そういう繊細な造りが私は好きだし、目指す部分です。
が、70年代に入ってからは地金がメインな部分が出て来て
あの繊細さとは違ったデザインになっていく。。
時代の流れではありますが
何度見ても60年代までの方が断然美しく素晴らしい!


そういう意味でも’エリザベス・テイラー・コレクション’は素晴らしいのだ

彼女を輝かせたジュエリー達は
今でもその輝きを放ち続けており
そのエナジーは凄いものだと、鳥肌が立ちます。
彼女の想いが入っているかのように・・・
11月29日(日)まで ¥1.400

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