
今森光彦写真展・・・前回は「昆虫4億年の旅」を観に行った話でしたが
今回は2つめ「里山」を東京大丸ミュージアムに観に行きました。
前回は昆虫でしたので、小さい子と母親という組み合わせが多く
何となく騒がしかったのですが
今回はオトナの写真展。
じっくりと観ながら、感じながらとゆったりとした気分で拝見出来ました。
写真を見ながら、あーだこーだのおしゃべりが
「里山」でしたので田園の農作業を知る人があれこれ解説しながら
連れの人に話しかけているのが、耳ダンボの私にはすんごく嬉しかった。
風の音、水の音、草木が風に揺れる音、朝焼けの空気・・・
まるで見ているこちらにもリアルに伝わってくるような迫力。
鮮やかな色彩・・・
生きる者(昆虫・鳥など・・・)は流石にその描写力がスルドイ。
生き生きとしたその姿は、田園風景でも同じ目線だと訴える。
「(見る)目が優しいわぇ~」
と感想をもらしたオバ様に私は同感した。
被写体と自分との対峙。
ここまでじっくり構えないと生きた写真が撮れないと思った。
9月1日まで。是非!
